通路を越えてくるマインドノイズ|横浜が生む音量の怪物
電車ってただの移動空間じゃなくてたまに魂の音量がぶっこ抜かれる公開処刑ステージになる
さっき車内で男性3人 通路挟んで遠距離恋愛のカップルの距離で会話してるのに、 声量だけはフェス会場スピーカー5m以内
で、その会話がもう地獄のトッピング盛り
あの人まじで呑めるよ てかそれ情じゃね?
知らねぇよ てか乗客全員に飲酒戦闘力を共有する必要ある? そんないらんプロフィール聞かされる身にもなれよ
あの瞬間通路は「人が通る場所」じゃなくて 声が侵略してくる前線に変わってた
こういう方も横浜にはいる。 観覧車の光の裏側で堂々と暴れている音量系生命体
で、私が何してたかというと静かに神に祈ってた
早く消えてくれますように
怒鳴らない。文句言わない。 でも内側では限界突破して祈る これ人が最後に使う精神の避難なんだよ
この世から消えてほしい会話ランキング上位
🚫 乗客に強制公開されたくない言葉選手権
- 1位:あの人まじで呑める(知らん。誇るな。)
- 2位:いやつぶれねぇって(だから何?)
- 3位:てかそれ情じゃね?(語彙より音量が勝ってる瞬間)
- 4位:あいつ未読なんだよね(車両に共有すんな)
- 5位:てか普通にいけるよね?(全然普通じゃない)
でも、こういうノイズも横浜の一部 光の横浜だけじゃ街は立体にならない。 祈りと嫌悪と音量が混ざることで街に陰影が生まれる
通路を越えてきたマインドノイズは もう横浜の記憶レイヤーに勝手に保存された それでいい 横浜は光と海と観覧車だけじゃなくて こういう音の地獄でも呼吸してる街だから











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