女の子は物語の主人公だ。

この仕事を見て「身体を使う仕事でしょ」と言う人がいる。

「楽して稼げるだけでしょ」って 「どうせ選ばれる側なんでしょ」って そんなふうにリフレで働く女の子たちは商品のように扱われがちだ。

本当にそうだろうか。

この空間で自分の人生を選び直している女の子たちがいる。

私たちは「商品」じゃない。 この店で生きている主人公なんだ。

1｜選ばれる側ではなく選ぶ側としての視点

リフレという仕事の中で自分で衣装を選び自分で話し方を選び自分の働き方を選んでいく。

それはただのサービスじゃない。

「どう見られたいか」「どう生きたいか」を自分で設計していく行為

それを見て「ただの接客」と言うならそれは物語を見ない読者と同じ。

2｜売るんじゃなく表現するという仕事

この店で女の子がしているのは「売ること」ではない。

「今の自分をここで生きる」という自己表現

その瞬間その会話その笑顔や沈黙や選ぶ距離感すら全部が演出であり生き様。

そしてその全てが本人の中で「物語」として残っていく。

3｜物語には意味がある。

生活のために働いてる子もいる。

何かから逃げたくてここにいる子もいる。

未来がわからないままここに立ってる子もいる。

その全部が意味のある物語として残る。

たった一度の接客で その子の人生に「選択の記憶」が残るなら、 それはもう接客じゃなくて物語の一章

4｜この店が舞台である理由

私たちは女の子を商品として見ない。

この空間にいる間、彼女たちはこの物語の主人公であるべき。

だから私たちは誰にどう見られるかだけじゃなく

どう自分を演じたいかを優先している。

店はステージ。制服は衣装。接客はセリフ。空気は照明。

ここで自分を表現することがこの店のすべて

5｜「働く」のではなく「生きる」場所として

この文章を読んでいるあなたが もしかしたら働く場所を探していたとしたら。

その理由が何であれ意味が残る場所を選んでほしい。

時給とか条件とかそういうのももちろん大事。

でも「その時間あなたが誰だったか」っていう記憶のほうがもっと大事。

私たちがつくりたいのはそういう場所。

物語の主人公が今ここで生きてるって思える場所。